産後の骨盤矯正
骨盤矯正チェックシート
- 長時間イスに座ることが多い
- かかとの高い靴をよく履いている
- ダイエットしても痩せにくい
- 出産してから体型が変わった
- かばんを持つ手が決まっている
- 足組がくせになっている
- 生活が不規則で運動不足である
- 手足にむくみがあり冷え性である
骨盤の仕組み
骨盤とは体の中心に位置して左右の寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)+仙骨+尾骨から形成されています。 左右の寛骨は前方で恥骨結合により結合し、後方では仙骨と連結して腰部の中心となる仙腸関節を形成しています。 骨盤には男女差があり男性は幅狭く小さくハート型・女性は幅広く大きく楕円形の形をしています。 さらに女性の骨盤は子宮や卵巣といった女性特有の大事な臓器を収めています。 そして骨盤は周期的な開閉運動を繰り返していて夜間に最大に開いて、朝の起床に向かって徐々に閉じていきます。 この事については男女とも同様の動きをしています。
しかし、女性については排卵と生理に合わせて、さらに微妙な開閉運動を起こしています。 ・排卵~生理までの約2週間・・・骨盤が開いていく時期 ・生理~排卵までの約2週間・・・骨盤が閉じていく時期 このような現象から、女性の骨盤はとても歪みやすいのです。
骨盤の歪みとは
骨盤の歪みの原因は
- 足を組む
- 片方の肩にカバンを持つ
- 長時間の立ち仕事や座り仕事
など様々な原因が考えられます。 骨盤は上半身と下半身をつなぐ大きな役割を持っていて、骨盤が歪むことによって 腰痛・肩こり膝痛・便秘・冷え症・不妊・下半身のむくみなど多くの症状を引き起こします。
骨盤矯正の効果
歪んだ骨盤を矯正することで得られる効果とはどんなものでしょうか?
- 骨盤が正常な位置に戻ると、新陳代謝が活発になって老廃物を排出しやすくなります。
- 下に下がって圧迫されて弱っていた胃腸の働きも活発化して便秘・冷え症・むくみなどが解消されてダイエット効果にもつながります。
- 長年悩まされていた腰痛・肩こり・膝痛などの改善も必ず期待できます。
- 女性の場合は骨盤の歪みから生理痛・不妊などの原因になり、歪みが解消されるということは不妊が改善されるということにもつながります。
産後の骨盤矯正
産後の骨盤矯正はなぜ必要なのでしょうか?
女性は妊娠~出産までの間に赤ちゃんが産道を通りやすくするために大きく骨盤が広がります。 出産して骨盤が大きく広がったまま放置をしてしまうと下半身の血行や代謝が悪くなるために下半身のむくみや 冷え症の原因になります。
また、今まで腰痛など感じたことがなかった人が産後から腰痛に悩むことも多くみられ、その他にも年齢ととも に下半身の静脈を圧迫し続け、静脈瘤ができてしまうことがあります。
そうならない為にも産後のお体が安定した頃から早めの骨盤矯正施術が必要になります。
当院の骨盤矯正
当院の骨盤矯正はとても安心・安全な施術を心がけています。 骨盤矯正には特殊なドロップ(トムソン)ベッドを使用します。 このベッドは頭部・胸部・腰部骨盤部に分かれており、それぞれの部分が1~2cm程下に落ちるような仕組みになっています。
患者様の体重を利用し、各部を矯正する身体に合せて落下させ、その力を利用してゆっくりと矯正を行います。
患者様の体重を利用することによって無理なく安全に骨を動かすため、ボキボキと痛い思いをさせる事なく安心して確実に骨盤矯正を行えます。
このように、トムソンベッドを使用することで痛みを感じることなく矯正を行うことができます。