テニス肘・腱鞘炎
外側上顆炎はテニス肘はとも呼ばれ、テニスやゴルフなどグリップを握ってボールインパクトを行う動作のあるスポーツに多い症状です。
日常生活の中でも、前腕と肘に捻る動作や回旋のストレスが加わり繰り返し行うことで発生しやすいです。
前腕伸筋群(手首を甲側にむかうような動きに関わる筋群)の起始部に引っ張る力が加わり、慢性的なストレスにより上腕骨の外側上顆に炎症が起きることを言います。
また、手首の炎症を伴う痛みとして、腱鞘炎というものがありドケルバン病と呼ばれます。腱と腱鞘の間に炎症を起こし、腱が腫れることでスムーズに通ることができなくなった状態を言います。男性に比べると筋力の弱い女性や、まだ、体が完成していない子供に多く見られます。
テニス肘・腱鞘炎について
テニス肘・腱鞘炎の症状
運動時に痛みが生じる、もしくは腕をかばう動作がみられたり、肘の外側や手首の親指側にピンポイントに刺すような痛みや、手首を甲側に向けて回内したときに痛み、肘を伸ばした状態で物持ち上げると痛みが出ることがあり、患部に熱を持ち腫れたりします。
テニス肘・腱鞘炎に対する、当院の施術法と考え方
症状が軽い場合は、強い痛みが出るため運動を控えて安静に保ち、寒冷療法、高電圧治療などを行います。3~6週間で改善します。
症状が重い場合は、アイシングや器械で温める温熱療法やレーザーなどの理学療法で炎症を抑えて痛みを軽減させます。また可動域訓練や周囲筋の筋力回復を目指して運動療法も行います。
テーピングなどを使って固定して手関節伸筋群全体への伸張ストレスを軽減させ、テニス肘用バンドやサポーターも必要であれば処方いたします。
安静を保つだけでなく、関節の動きやバランスを調整する施術をすることにより、より早期に症状を和らげることができます。
早期回復オススメコース
上記の3つのメニューを組み合わせることで早期回復が期待できます!
※保険診療、または自費診療を必ず受診していただく必要があります。