みなさん、こんにちは!
今回は「半月板損傷」についてお話ししていきます。
半月板と聞いて知ってる人もいれば、初めて聞く方もいらっしゃると思います。
ではまず、「半月板」とはなんでしょうか?
半月板とは膝の関節を構成している「大腿骨」と「脛骨」の間にある繊維軟骨のことを言います。
実はこの半月板は一つではなく、外側と内側にそれぞれ存在していて、膝にかかる荷重を分散させたり、衝撃を吸収したりする働きを担っています。
そしてこの半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる「ロッキング」という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。
この様な怪我を「半月板損傷」と言います。
ではどうして半月板損傷が起こるのでしょうか?
原因としてあげられることは
・スポーツ等の怪我からなる場合
・加齢に伴い、傷がつきやすい状態になり、微妙な
外力が加わることによって損傷する場合
とあります。
スポーツ等の怪我からなる場合は、体重が加わった状態での捻りや衝撃によって半月板だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。
半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
この記事を見ていただいてる激しいスポーツをしている方、40歳以上の方はこれから特に膝には注意してください。
当院での治療は電気や手技を用いて、関連する筋肉の緊張を取り除き、膝への血流を促進させることで、半月板が治る経過を辿っていく様な治療になります。
また今後再び損傷が起こらない様に、周りの筋肉を鍛え、外力に耐えることの出来る脚に鍛え上げるメニューもあります。
みなさまのご来院心よりお待ちしております。